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2013年05月一般書籍65: 司馬遼太郎 Part1 (249) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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司馬遼太郎 Part1


1 :2013/03/11 〜 最終レス :2013/05/10
司馬遼太郎氏の作品に集中して語るスレです
◆dlXpfTmI/Yさんとそのファンはこちらでよろしく

2 :
>>1

ファンなんかおらんやろw

3 :
【過去ログ】
司馬遼太郎をあれこれ語る 36巻目
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1359814355/l50
〔尻啖え孫市〕
司馬遼太郎をあれこれ語る 35巻目
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1357012799/l50
〔韓のくに紀行/モンゴル紀行/人間の集団について〕
司馬遼太郎をあれこれ語る 34巻目
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1352082667/l50
〔項羽と劉邦/長安から北京へ/対談・中国を考える〕
司馬遼太郎をあれこれ語る 33巻目
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1346486590/l50
〔燃えよ剣/新選組血風録/幕末〕
司馬遼太郎をあれこれ語る 32巻目
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1336720073/l50
〔菜の花の沖〕
司馬遼太郎をあれこれ語る 31巻目
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1325657994/
〔竜馬がゆく〕
司馬遼太郎をあれこれ語る 30巻目
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1318845804/
〔胡蝶の夢/最後の伊賀者・兜率天の巡礼ほかの短篇〕
司馬遼太郎をあれこれ語る 29巻目
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/books/1314512612/
〔梟の城/上方武士道/空海の風景/鬼灯/風神の門〕

4 :
>>1
ありがとうございました。
今後の予定は、
「言い触らし団右衛門」
「売ろう物語」
「侍大将の胸毛」
「雨おんな」
「覚兵衛物語」
「花房助兵衛」
「おれは権現」
「軍師二人」
「愛染明王」
です。

5 :
>>4
全集第8巻収録の短篇だな。
文庫本だと、
<言い触らし団右衛門> 言い触らし団右衛門/売ろう物語
<軍師二人> 雨おんな/侍大将の胸毛/軍師二人
<おれは権現> 愛染明王/おれは権現/花房助兵衛/覚兵衛物語

6 :
年をとると長編読むのが辛いから短編ばっかり読んでるわ

7 :
[主人公]塙直之
[時代]慶長17年(1612)6月24日〜慶長20年(元和元年)4月29日
[初出]昭和36年7月「オール讀物」
塙団右衛門の一代記。
夏ノ陣の樫井の戦いについては、『城塞』で詳しく書いている。

8 :
団右衛門がお妙の半Rを盗み見た清滝の里
[地図]http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-107455.html
愛宕山麓の宿場・清滝…清滝川 (註)この作品では紅葉ではなく新緑の季節
http://kyoto-k.sakura.ne.jp/imagemomiji/mkiyotaki78-2.jpg
猿渡橋
http://kyoto-k.sakura.ne.jp/imagemomiji/mkiyotaki78-1.jpg
愛宕山登り口
http://kyoto-k.sakura.ne.jp/imagemomiji/mkiyotaki5.jpg

9 :
干露露半R
見えたぞ>団右衛門
http://finance.gucheng.com/UploadFiles_7830/201205/20120524150635964.jpg

10 :
団右衛門のキャラも、孫市と変わらんなww

11 :
つーか中国でも“半R”と言うんだなw

12 :
何で電子書籍出ないんだ?
ドル箱だと思うんだが

13 :
お漏らし団右衛門

14 :
>>8
猿渡橋じゃなくて、渡猿橋だよ。

15 :
愛宕山遠景
http://amgm.web2.jp/images/2008/080216KyotoAtagoyama/IMG_0002.JPG
愛宕神社
http://kyoto-atago.jp/images/12hondenomairi.jpg
千日通夜祭
http://kyoto-atago.jp/images/12sennitiiriguti.jpg
皿駕籠
http://stat.ameba.jp/user_images/20121230/01/butuhan/c1/a8/j/o0500037512353365978.jpg

16 :
まだ愛宕山か。遅いな。

17 :
>>16
半Rシーンは、R・シーンよりエロいからな。

18 :
妙心寺における団右衛門の師・大竜和尚は、方広寺鐘銘事件(慶長19年)でも有名である。
「国家安康 君臣豊楽」の銘に難癖をつける金地院崇伝らに対し、ひとり大竜和尚のみは、
起草者・清韓文英を弁護した。

19 :
塙団右衛門の友人である小早川秀秋の旧臣・林半右衛門は、実在した人物である。
冬ノ陣の後、水野勝成に仕える。

20 :
塙団右衛門の履歴は、その林半右衛門によって語られる。
団右衛門は、五郎平→須田次郎右衛門→時雨左馬助→塙団右衛門と改名する。

21 :
団右衛門の母の名は、小はんという。
自殺した新橋の芸者と同じ名である。

22 :
団右衛門は、醒ヶ井宿で加藤嘉明の家臣に対し、「須田次郎右衛門の名を知らぬか」
と偉そうに名乗りを上げているが、須田次郎左衛門の誤りである。

23 :
次郎左衛門なら知ってる ヒソヒソ(´∵)(∵`)ヒソヒソ 
次郎右衛門なんでシラネ ヒソヒソ(´∵)(∵`)ヒソヒソ

24 :
天正13年(1585)の秀吉関白宣下の直後に加藤嘉明が伊予松前6万石に封じられた
ように書かれているが、文禄4年(1595年)の誤りである。10年早い。

25 :
>>24
福島正則の伊予今治10万石のほうは正しいな。

26 :
征韓ノ役では、加藤嘉明隊は船手衆に回され、玉浦・泗川・唐浦で戦ったとある。
玉浦・唐浦の戦いは文禄元年(1592)の海戦であるが、泗川の戦いは慶長3年(1598)の
戦いであって、6年後の戦いである。「玉浦・泗川・唐浦」と並べられると違和感がある。

27 :
>>26
「泗川の戦い」のネーミングで呼ばれる戦いは、君の言うとおり慶長の役の海戦だけど、
「玉浦・泗川湾・唐浦の戦い」という閑山島海戦の前哨戦は、文禄の役の海戦だよ。
ただし、その海戦に加藤嘉明隊は参戦していないけどね。
「玉浦・泗川湾・唐浦の戦い」は、来島通之と亀井茲矩が李舜臣にやられた戦い。
脇坂安治、九鬼嘉隆、加藤嘉明は、その報復のために出陣を命じられた。
それが、閑山島海戦だ。

28 :
玉浦・泗川・唐浦で団右衛門は戦っていない ヒソヒソ(´∵)(∵`)ヒソヒソ 

29 :
新スレが立ったと思ったら、アンチ・スレなのか?

30 :
で、団右衛門とお妙が媾う。
40歳の中年男と、二度も亭主と死に別れた出戻り女の媾合。
まあ、どうでもいい。さっさと戦をやれ。

31 :
お妙が見た丁字の花
http://www.hana300.com/cyouji6.jpg
丁字?又称T型?
http://www.clearzc.com/UploadFile/2008-6/200862710292147304.jpg

32 :
ここまでが慶長17年。次は慶長19年〜20年の大坂の陣へワープ。
元和元年と書いてあるが、いつもいうように改元は大坂の陣の後。

33 :
>>11
Tバックは、中国語で丁字ネ庫だ。

34 :
Tバックといえばリプトンだ
      (
       )
     r;:'ニ:ヽ、___,
      |` ー 彡|旦i 
   /!、._.___.;;!\
   \`゙゙゙゙゙゙゙゙゙ /
      ̄` ̄   

35 :
徳川頼宣の家臣・鳥居十右衛門はオリキャラだと思う。
強右衛門の名前を一字変えただけだろうな。

36 :
冬ノ陣の本町橋の夜襲戦の原典は、『武辺咄聞書』第27話である。
樫井の戦いの叙述は簡単すぎて物足りない。ここは『城塞』のほうが圧倒的に面白い。

37 :
最後に出てくる塙団右衛門の“ほたれ首”の話の原典を、筆者は知らない。
ただ、この話は芥川龍之介の作品『古千屋』の主題である。
本作品のお妙にあたるのが、芥川の古千屋(こちや)である。
芥川の『古千屋』では、団右衛門は古千屋に子をひとり生ませたことになっている。
両作品を読み比べると、非常に面白い。
なお、井伊直高とは、井伊直孝のことである。

38 :
芥川龍之介「古千屋」 朗読
http://www.youtube.com/watch?v=sdafK6sbIGs

39 :
ほとんど指摘されることがないが、「言い触らし団右衛門」は戦後版「古千屋」だな。
高度成長期らしい明色さが特徴なんだが、お妙と古千屋のキャラクターの違いにそれが端的に表れている。

40 :
現実の高度成長期は、工業化と消費文明が農村・漁村の風景を荒らし回って、とっちらかって汚らしい感じだった。
しかし、人々の精神の中に“憧れ”が多量に存在した。
文化生活への憧れ、欧米や都会への憧れ等々。
高度成長期が明色に見えるのは、そのせいだろうな。

41 :
バイクに憧れたガキは、ウィンカーとストップ・ランプの付いた自転車に乗った。
1〜2年でブームは去ったが、男子の大半がそういう自転車を買った。正確に云うと、親が買わされた。
ある程度、消費者が純朴でバカじゃないと物は売れない。

42 :
司馬も芥川も、「ほたれ首」を腐乱した首のような書き方をしているが、
「ほたれ」は「穂垂れ」であって、戦場で討ち取った敵兵の首などで
切り口より肉などが穂のように垂れさがっているものを云う。

43 :
>>42
討ち取ってから時間が経過すると、切り口より肉などが穂のように垂れ下がるのだから、
腐乱した首とほぼ同義じゃないの?

44 :
射精してから時間が経過すると、稲穂のように垂れ下がるのだから、
ペニスとほぼ同義じゃないの?

45 :
>>36
本町橋の夜襲戦と樫井の戦いは、これだけ?
なんか画像貼れよ。

46 :
[主人公]後藤又兵衛
[時代]  慶長11年(1606)初夏〜慶長20年(1615)5月6日
[初出]  昭和36年7月「小説新潮」…言い触らし団右衛門と同年同月
後藤基次と同郷同日に生まれた後藤又兵衛の視点で語られる。

47 :
>>45は無視ですか。そうですか。そうじゃないかと思いました。
サヨウナラ

48 :
柿又兵衛がわずらっているのかもしれないと思われる「ひぜん」とは、
ダニが惹き起こす皮膚病「疥癬」のことである。

49 :
堺の商人・大垣屋十左衛門と、その手代・柿又兵衛はオリキャラである。

50 :
筑前福岡藩黒田家の頃の又兵衛の城・小隈城は、益富城とも呼ばれる。
http://www.hb.pei.jp/shiro/chikuzen/masutomi-jyo/

51 :
黒田長政と細川忠興の争いは、後藤又兵衛の仕官問題だけでなく、
背景には豊前中津の領地をめぐる係争が横たわっていたようである。
http://okwave.jp/qa/q3111627.html

52 :
又兵衛の出生地・播州湯入村は、兵庫県南西部という以外はわからなかった。
又兵衛の先祖・後藤基明は南北朝時代の人で、はじめ赤松円心の幕下で六波羅軍と戦ったが、
足利尊氏が後醍醐天皇に背くと、赤松円心とともに北朝に属した。

53 :
後藤氏は承久の乱の後、播磨国安田荘の地頭となる。
播磨の南山田城は、又兵衛の父・後藤基国によって築かれた。
又兵衛も少年時代をこの城で過ごしたと思われる。
http://www.hb.pei.jp/shiro/harima/minamiyamada-jyo/

54 :
>>53
しかし、南山田城の近辺に「湯入」という地名はないな。

55 :
柿又兵衛がなまず又兵衛から感染された「しらくも」は白癬菌が頭皮に惹き起こす皮膚病である。
おおきなフケができるが、放置しておくと若禿げになる。

56 :
又兵衛の武勇伝に出てくる晉州城の戦いで黒田長政隊が出てくるのは、
文禄2年(1593)6月21日〜29日までの第二次攻防戦である。
http://www.pusannavi.com/miru/1512/

57 :
稷山の戦いと蔚山の戦いは、慶長の役における戦闘である。

58 :
第二部
舞台は筑前福岡から豊前小倉へ。
細川忠興が豊前中津城主になったのは、慶長5年(1600)。関ヶ原の功による。
2年後の慶長7年(1602)、小倉城を居城とした。
細川忠利が肥後国に転封になるのは寛永9年(1632)。
その後の小倉城主は小笠原氏で、幕末まで続く。

59 :
又兵衛をめぐる黒田家と細川家の争いの場面に、寺沢為宗という長崎奉行が登場する。
しかし、そのような人物はいない。
家康が任命した最初の長崎奉行は小笠原為宗で、その前に秀吉が任命していた長崎代官
寺沢広高と交代した。
この小説に出てくる寺沢為宗は、上記の寺沢広高と小笠原為宗を合成した名前であるが、
なぜそのような合成をしたのか、筆者にはサッパリ理解できない。

60 :
作品の主題は高名な侍大将の又兵衛基次がどうして牢人に落ちぶれたかだが、
基次を見守る柿又兵衛のキャラクターの出来がいいな。

61 :
司馬作品では幸村と又兵衛が大坂側の双璧として語られるが、
映画・ドラマでは幸村ばかりが持ち上げられて、ちょっと面白くない俺です。

62 :
>>60
「売ろう物語」などは、戦前の軍人・官僚(武士)を戦後のビジネスマン(商人)の視点でバッサリ切り捨てる司馬作品の典型だな。
但し、侍の典型のような後藤又兵衛を嫌っているわけではなくて、限りない愛着を持っておられる。
嫌われているのは、武士なのに商人のような動きをする藤堂高虎(史実の高虎がそうだという意味ではない)。

63 :
司馬さんの藤堂高虎嫌いは徹底しているからな。

64 :
>>63
藤堂高虎は、次の「侍大将の胸毛」に出てくるよ。

65 :
城井谷城の宇都宮鎮房の乱については、『播磨灘物語』36章「如水」にも出てくるが、
もっとも詳しいのは、『街道を行く』の「宇佐のみち」である。

66 :
福島家の三家老の名前
尾関石見…尾関正勝(尾関与六郎)
福島丹波…福島治重(吉川平太)
長尾隼人…長尾一勝(山路久之丞)

67 :
第三部
舞台は小倉から広島へ。姫路で家族・家臣と別れた又兵衛は、京で牢人します。
皆様、フライングにご注意願います。

68 :
>>67
おまいが遅いんだよ

69 :
止まっているぞ。早く「売ろう物語」を終わらせろ。

70 :
第四部
牢人時代の又兵衛。そして、夏ノ陣・道明寺の戦い。

71 :
四条河原で乞食をしていた又兵衛にカネを運んでいたのは、『風神の門』では猿飛佐助だった。
この小説では柿又兵衛。

72 :
>>70
道明寺の戦いも、『城塞』に詳しく書いてあるね。

73 :
[主人公]渡辺勘兵衛
[時代]  慶長6年(1601)2月〜寛永17年(1640)7月24日
[初出]  昭和36年10月「別冊文藝春秋」
渡辺了の藤堂家への仕官から夏の陣の八尾の戦いまでを描く。

74 :
渡辺勘兵衛は、夏ノ陣では大敗して落馬負傷しているから、スルーしているなw

75 :
ブログ本も出している歴史系ラノベ作家のスレか

76 :
藤堂高虎の出身地とされている浅井郡[犬上郡]藤堂郷は、
現在の犬上郡甲良町である。

77 :
藤堂高虎と渡辺勘兵衛が最初に仕えた阿閉淡路守長之とは、浅井氏の重臣・阿閉貞征のことである。

78 :
藤堂高虎が磯野秀家の次に仕えた織田信澄は、信長に謀殺された勘十郎信行の子。
信行の正妻と坊丸(信澄)は信行謀殺後も殺されず、信長のR兄弟である池田恒興に預けられた。
父信行よりも叔父信長に似てとても優秀で、一門衆随一の出世格である。

79 :
第二部
藤堂仁右衛門が、乞食姿の後藤又兵衛を伊勢神宮近くの多気の明星野で見た話が出てくる。
この小説の時代である慶長6年の段階では、後藤又兵衛は牢人ではない。ウソである。
おそらく慶長16年ごろの挿話であろうと思われる。
また、「売ろう物語」と場所(伊勢外宮)も異なっている。

80 :
天正18年(1590)の山中城の戦いの功で、中村一氏は駿河十二万石の領主となったとあるが、
駿河府中十四万石の誤りである。

81 :
関ヶ原の戦いの後高野山に逃れた増田長盛が自害するのは、
大坂の陣の後の慶長20年(1615)5月27日である。

82 :
渡辺勘兵衛と由紀の話はしないのか?脇役の武将の話ばかりじゃないかw

83 :
               ∧∧
              (゙Д゙*)   市弥 市弥
             ∧∧/ , , ヽ二
           (゙ー゙*)⌒(,/ )三  ジュップ
          と(。(。と,ノ、(,/_つ

84 :
>>82
由紀が寝ている勘兵衛の胸板に接吻するエピソードは、当時の時代小説では珍しいかもな。
恋愛モノ時代小説は珍しくなかったが、武家の奥方で由紀のようなタイプは珍しい。

85 :
渡辺勘兵衛と由紀の恋愛話は、たいして面白くないな。
そんなことよりも、関ヶ原の戦い後の増田長盛の消息がわかったことの方が興味深かった。

86 :
第三部
勘兵衛の息子の名前を「長兵衛宗(たかし)」としているが、史料によっては「守」とするものもある。

87 :
ここが渡辺勘兵衛と由紀の恋愛パート。どこがどう面白い話というわけではない。

88 :
第四部
大坂夏ノ陣、八尾・若江の戦い。
『城塞』に詳しく書かれています。

89 :
渡辺勘兵衛とともに藤堂隊の先鋒を受け持った桑名弥次兵衛は、元は長宗我部家の家臣である。
『戦雲の夢』では長宗我部盛親の親友という設定で登場している。

90 :
家康の宿営地・河内星田は、現在は交野市星田。
秀忠の宿営地・河内砂は、現在は四條畷市砂である。

91 :
藤堂高虎は家臣に藤堂姓を与えていて、藤堂家の家臣団は覚えにくい。
藤堂仁右衛門高刑以外は知らないという読者が多いと思う。
仁右衛門は、高虎の甥である。
この作品に登場する家臣の名を列挙すると、
藤堂良勝[新七郎]・・・・・・藤堂高虎の従兄弟
藤堂高吉[宮内]・・・・・・・・丹羽長秀の三男
藤堂氏勝[勘解由]・・・・・・本姓・長井氏

92 :
>>83
市弥にされた小磯についてだが、短篇「大夫殿坂」にも小磯という遊女が登場する。

93 :
>>92
で、それがどうかしたの?

94 :
[主人公]おなん
[時代]  慶長5年(1600)9月14日〜慶長9年(1604)
[初出]  昭和36年10月「講談倶楽部」
関ヶ原の戦いの前夜、美濃牧口村で、西軍・宇喜多および東軍・福島の侍と
契った“歩き巫女”おなんの物語。

95 :
タイトルが「雨おんな」、主人公が「おなん」www
もうちょっと頭をひねってもらいたかったw

96 :
関ヶ原の近くに牧口村ってあったの?
地図にないんだけど…。

97 :
「雨おんな」は、前の「侍大将の胸毛」と同年同月に発表されている。
ともに恋愛小説だが、渡辺勘兵衛の一代記に由紀との恋愛を織り込んだ「侍大将の胸毛」よりも、
関ヶ原前夜の戦場付近での野合のエピソードから始まる「雨おんな」の方が、切り口は鋭い。
しかし、結末はどちらも月並みで、どうってことのない小説だ。

98 :
尾花京兵衛は「梟の城」の風間五平タイプ、稲目左馬蔵は塙団右衛門タイプか。
イケメンがヒロインに嫌われブサイクが慕われるあたりは、おまいら向きの小説といえる。

99 :
某ブログでは、この物語を慶長5年から7年の話としているが、注意深く読め。
ラスト・シーンは慶長9年だ。

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