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2013年06月もてない女225: 【1レス】レスで小説を書いていくスレ【1文】 (271) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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【1レス】レスで小説を書いていくスレ【1文】


1 :2013/03/19 〜 最終レス :2013/06/11
みんなのレスで小説を作りましょう
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話が飛び過ぎると繋がらないので前レスを読んでレス
テーマや登場人物設定は全く無し
登場人物やストーリー展開が進んだら誰かがまとめる

2 :
私は夢見 乙女(ゆめみ おとめ)、17歳の高校2年生。

3 :
彼氏は肉尾 タベル(にくお たべる)。
19歳のミート、じゃなくてニート。

4 :
彼が仕事をしてないということで世間の目は冷たいけれど、私たちの仲はアッツアツなのだ。

5 :
「ねーオト、進路志望のプリント、もう出した?」

6 :
話し掛けてきたのは中学からの友達、宇津区 椎子。とても美人で優しい私の自慢の親友なの!

7 :
椎子は3ヶ月前に交通事故で亡くなったはずだけど、何事も無かったかのように話しかけてきた。

8 :
「進路志望かー、椎子にはもう関係のない出来事になっちゃったね」と私は軽くジャブを放った。

9 :
「あっはは、きっつ〜い! まあ確かに、私は家業の手捏ねマカロニ屋を継ぐけどさ」
椎子は私の言葉を意に介さずそう明るく返してきたが、
私はいまだに手捏ねマカロニ屋がいかなる店なのかを知らない。

10 :
「…ふざけないでよ…私だって死にたく無かったよ…オトと一緒の大学行くって言う約束守りたかったよ…
私、もう天国に行くべきなの…?じゃあ一緒の大学に行くっていう約束はどうなるの…?
こんな気持ちで成仏なんて出来ないよ…」

11 :
ウザいので私は椎子に塩をかけた。今年は受験で大事な年なのに、元親友とはいえこんなのがまとわりついていたら鬱陶しくて仕方がない。

12 :
「チガウ…今までの塩とは(ryこれって…砂糖?」
椎子は生前ねらーだったのでいちいちコピペを口走る癖がある
そして私は塩じゃなく砂糖をふりかけてた事に気がついた

13 :
幽霊が見える様になってから私の毎日ははちゃめちゃ、椎子は死んだ事実が受け入れられず
生前の様に学校に通ってるんだ

14 :
「ね〜オト、プリントの提出期限今日中だよ? 大学は地元にしようよ。私最近遠出できないんだよね、なんでかわからないけど。
 体がこの辺を離れたくないみたい。地縛霊じゃないっつーの!」

15 :
椎子が遠出できなくなったのは同じクラスの厨 二郎(くりや じろう)が
「異形なるものを現世に固定し使役する…それこそが我が秘められし力
裏の世界で生きる我に進路指導など意味なきこと…ククク」と言ってクラス中に笑われてからだ

16 :
因みに厨は私の彼氏の元彼だ。

17 :
そのため私は厨とその友人、戸利 真紀(とり まき)から嫌がらせを受けている。

18 :
夢見 乙女(17歳高2、肉尾タベオの彼女、宇津区 椎子の親友)
肉尾 タベオ(19歳ニート、乙女の彼氏、厨の元カレ、バイセクシャル☆)
宇津区 椎子(成仏出来ない幽霊、乙女の親友、亡くなってからも未練が有り学校に来てる )
厨 二郎(乙女のクラスメイト、厨二病、
椎子を操る不思議な力有り?タベオの元カレ、バイセクシャルかゲイ、
元カレのタベオと乙女が付き合っているのが気に入らず乙女に嫌がらせをしている)
戸利 真紀(厨の友人、乙女に嫌がらせをしている)

19 :
カオスな連中を気にもせず乙女が話しかけてきた
「信じられないけど私達…セーラー戦士だったんだよね…私があの日マジパーンに息の根を止められて…
乙女はまだセーラー戦士のペンダント持ってる?
私を蘇らせてくれないかな…?もう一回二人でセーラー戦士として
戦おう…?」

20 :
(ごめん、乙女じゃなくて椎子が話しかけてきただった)

21 :
100年後の地球…そしてついに目的は果たされた
そして、男はいなくなった

22 :
アドラー 「あなたたちは信じられないでしょうけれど、昔は私たち以外に
邪悪な生き物が住んでいたのよ」
子供たち「どんな生き物だったの?」
アドラー 「それを思い出してはいけないわ。だから禁句になっているの
もうあの男…いえ、生き物は禁断の話となっているの。誰かが知れば悪い事が再び
起こるわ」
子供たち 「一体どんな事が起こるの?」

23 :
アドラー 「戦争や略奪。あらゆるイヤな事よ。女は媚を売り始め、
性を売り物にする。そしてそういう邪悪な生き物は、女の人生を
どん底に突き落としたりするのよ。長い長いそれは長い闘いだったわ」
子供たち 「戦争って何?略奪って何?」
アドラー 「もう寝る時間ね。もう寝なさい。ママに叱られるわよ」

24 :
(カンカンカン)
クリスティー 「アドラーさん、これを」
(アドラー 紙を見て驚く)
アドラー 「これはどこから?」
クリスティー 「日本からよ」
(アドラー 青ざめる)
アドラー 「なんて事を。なんて事を」

25 :
1 名前:彼氏いない歴774年[] 投稿日:2013/03/19(火) 10:03:51.58 ID:HQKlGz8A
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登場人物やストーリー展開が進んだら誰かがまとめる

すでに破綻してて苦笑

26 :
アドラーやら邪悪などと妄想独り言を繰り広げる中二病の厨を後目に
乙女は椎子と話を続ける。

27 :
乙女 「アドラーから連絡があったわ。すぐにこちらに向かうって言ってる」
椎子 「やっぱりこの時が来ましたね。そういう事になるんじゃないかと思っていました」
肉尾 「バイなんだけれど、始末されちゃうのかな? 乙女が隠してくれていたから
生き残れたんだけれど。一体誰が裏切ったんだろう?」
乙女「…とにかくあなたは元の場所に隠れていて。アドラーと話をしてみるわ
バイなんて特にアドラーは嫌うわ。あの方はとても潔癖だから。鉄の女なの。
喪女の世界にする為にどれだけ労力を費やしてきた事か。あなたを見るときっと
すぐに行動に出るでしょうね」
(肉尾、青ざめる)
「僕も別にバイなんだから、女になっても良かったのにこんな事になってしまうだなんて」
乙女 「しかもあなたはアドラーが最も嫌うヒモ男よ。見つかればただ事では済まないわ
上手く隠れて頂戴。もう少しでやってくるわ。さあ、早く!」

誰の告げ口か、アドラーに肉尾の存在が知られてしまった
女のゴシップの恐ろしい事よ
しかしそれも無理はない。もはや美しい自然と女だらけになった地球には、
男はなく、男の臭いというのが存在しなかった。女の嗅覚はますます研ぎ澄まされ、
男の臭いを敏感に嗅ぎ取るようになったのである
しかし…本当の裏切り者は他にいるのであった
それは後日驚きの真実と共に知る事になるのである

28 :
先生「はーいみなさーん、学芸会の練習はそこまでにしてロングホームルーム始めましょうねー
(私のクラスのガキは厨2のクズばっかだな。ったく、いい先生演じるのも疲れるぜ)」

29 :
心で愚痴りながらもいつものように教室を静めたのは、乙女達の担任である尻野 麗(しりの うらら)。38才、独身。
喪女板が誕生した時から常駐し続けている、真喪の古参喪女である。

30 :
生徒からは「名前負けR」「尻デカ野」と言った蔑称で呼ばれている

31 :
尻野の密かな楽しみは生徒の中から将来有望な喪女予備軍を見つけること。

32 :
尻野「そうだ、今度みんなで椎子さんのお墓参りに行かない?きっと椎子さん喜んでくれると思うよ!乙女さん行ってくれるよね?
   (私は美人でリア充が嫌いなんだ…椎子は交通事故に見せかけて消したけど…乙女もそろそろうざくなってきたな…
    あと厨二病の厨も勘だけはいいから気付かれる前に潰しとくか…そう、私はダーク・キングダムの女王、クインベリル様なのよ…
    おーっほっほっほっほ…)」

33 :
その尻野教諭の言葉に、乙女はぎくりとしながらそっと斜め後ろの席の椎子を窺った。
椎子は机の上の花瓶を指差し、(今日は白い百合だよ☆ 私に恋するシャイな誰かさんたら、センスあるよね!)
と嬉しそうに小声で囁きウインクを返してきた。

34 :
私は思わず溜め息をついて頭を抱えて、やれやれ…と前を向いたところで尻野と視線がバッチリ合ってしまった。なんて運の悪い。

35 :
学校一のイケメン、水野直人(なおと)君がクラスのみんなに向かって声をあげる
「なぁ、みんなで宇津区の墓参り行こうぜ。宇津区もみんなに会いたがってると思うし。」
水野君は顔やスタイルだけではなく性格も良く、校内の8割の女子は水野君にゾッコンLOVEだ。
そして校内の男子3割も水野君に惚れている。

36 :
夢見 乙女(17歳高2、肉尾タベオの彼女、宇津区 椎子の親友)
肉尾 タベオ(19歳ニート、乙女の彼氏、厨の元カレ、バイセクシャル☆)
宇津区 椎子(成仏出来ない幽霊、乙女の親友、美人、亡くなってからも未練が有り学校に来てる
      実家は手捏ねマカロニ屋)
厨 二郎(乙女のクラスメイト、厨二病、
   椎子を操る不思議な力有り?タベオの元カレ、バイセクシャルかゲイ、
   元カレのタベオと乙女が付き合っているのが気に入らず乙女に嫌がらせをしている)
戸利 真紀(厨の友人、乙女に嫌がらせをしている)
尻野 麗(38才、独身、喪女板が誕生した時から常駐し続けている真喪の古参喪女、
     ダークキングダムの女王・クインベリル←自称
     実は交通事故に見せかけて椎子を葬り去った犯人)
水野直人(学校一のイケメン、性格も良い、モテモテ)

37 :
「椎子、水野くんあんな事言ってるけどどうするの?」と聞きながら私は靴を履いた。その瞬間衝撃が走る。
画鋲だ。それも複数。
慌てて脱いで画鋲を抜こうとするが、取れない。
ご丁寧に瞬間接着剤で固定したようだった。
向こうで都利がにやけているのが見えた。

38 :
「どぉしたの〜?そんな顔しちゃってwってか大丈夫ぅ?あんたの頭?
なんか、椎子とか言ってたけどもしかして霊感ありますアピールぅ?
マジ不謹慎てかサイテーじゃん?やっぱ人のカレシ取る人ってそういう人だよね〜w」
都利が笑顔でまくしたてる

39 :
(あいつ……)
理不尽な仕打ちと痛みに乙女の目には涙が滲む。
先ほどのホームルームで直人が話をそらしてくれたことで、せっかくほっとした気持ちのまま帰れると思っていたのに……。

40 :
涙を浮かべ呆然と立ち尽くす乙女にも都利は容赦せずに捲し立てる
「入学式からあんたの事嫌いだったんだよね。いつも明るく人気者、
水野君に媚うってるんでしょ?厨から彼氏奪っといて水野君にまで色目つかいやがって
それと 死んだ宇津区さんの名前呼んだり、不思議ちゃんアピール?
厨もあんたの事恨んでるんだからね!ふざけないでよ!」
大声をあげたと同時に都利の冷たくて強烈な一撃が乙女の右頬に。

41 :
ぶつかる直前、その手を尻野がつかんだ。

42 :
しかし下半身がガラ空きだったため尻野は股間を思い切り蹴られてしまう。

43 :
尻野「痛…都利さん!なんて事するの!それに一体ここで何をしているの?何があったか言いなさい!都利さん、あなた夢見さんを叩こうとしたでしょう?
どうしてそんな事するの?先生に説明しなさい。ほら、職員室に来なさい。夢見さんもよ?」
最近の都利は機嫌が悪く、1年の時の明るい笑顔や優秀な成績は消え非行に走る様になっていた。
職員室に向かう途中、乙女の目から涙がこぼれ出てきた。

44 :
私の後ろをついてきていた椎子が涙を拭ってくれる。

45 :
「オト、大丈夫? ほんとひどいことするよね。私は無視されるのとか慣れたけど…画鋲仕込むなんて犯罪だよ!」
いやまあ無視とかあんた幽霊だからね、 と思ったが、ひんやりと冷たい椎子の手の優しさは嬉しかった。

46 :
しかしあまりにも冷たかったので、私の頬は凍結してしまった。

47 :
職員室に到着すると、凍りついた頬に気付いた麗が濡れタオルをレンジで暖めたものを渡してくれた。
応接セットのコの字型に向かい合う形で座りながら、都利が気味の悪いものを見るような目で乙女を見ている。

48 :
「都利さん、今回のことに限らないけどこのごろ問題行動ばかりじゃない。
1年生の頃はあんなに模範的な生徒だったのに…いったいどうしたの?
厨君と仲良くなってからよね、こんなこと。何か脅されたりしてるんじゃないの?
だったら正直に言ってくれれば力になるわ。あんなのと仲良くしてないで、今なら間に合うから。」
麗は心配そうに言った。

49 :
都利は尻野先生の優しい言葉に泣きそうになりながらも強い眼差し、精一杯の大きな声で叫んだ
「今なら間に合う?力になる?笑わせないでよ!!大人はみーんなそう!!
いつもその場しのぎな事ばかり言って…!それと私の友達をあんなのってどういう事なの?
夢見もお前も大っ嫌いなんだよ!良い人ぶりやがって!」

50 :
都利の脳裏に厨と出会った日のことが浮かぶ
部活や勉強に疲れかけていたとき、当時流行っていた漫画のヒーローのものまねをして
笑わせてくれた厨
だんだん調子に乗って今では厨二扱いされてるけどいい友達であることに変わりはない

51 :
厨が今のキャラになったのは肉尾に捨てられた時からだ。

52 :
厨との思いでに浸り泣きそうになる都利に声をかける乙女
「都利さん私の事嫌い…なんだよね…でも私心当たりがなくて…良かったら教えてくれないかな?
それと……厨君からタベル君を奪っただなんて…私…そんな事してないから。」

53 :
一方タベルは(乙女もそろそろ飽きてきたから捨てるか)と思い始めていた

54 :
「そう言えば乙女のクラスに水野君って言うかっこいい子居たよな…告るか。水野君もバイかゲイだったらいいな…うへへ」
職員室で大変な事になっている事もつゆ知らず相変わらず自分勝手な事を考える肉尾。

その頃職員室で乙女と都利と尻野は・・・

55 :
ミステリー小説みたいなバラバラ死体となっていた。

56 :
「先生、これちゃんと収集つくんでしょうね?最近迷走気味だって感想多いんですよ」
原稿を見た編集者の表情が曇る

57 :
「登場人物が好き勝手に動いちゃうんです・・・」ボソボソと作家である尻野は答えた。

58 :
尻野麗、38歳、漫画家、喪女。
いじめられ素敵な学校生活が送れず、ピントがズレた少女漫画を描く女。
お隣に住む超絶イケメン、運動神経抜群、性格最高な水野直人に恋をしている。

59 :
(ごめん、漫画家じゃなくて作家だった!)

60 :
かつては漫画家を目指した事もあったが、画力が壊滅的で挫折。

61 :
「好き勝手にったって限度があるでしょう。あと、もう知ってるかもしれませんが
戸利 真紀と厨 二郎って鳥居舞先生と栗谷清次郎先生がモデルって本当ですか?
ネットで祭りになってましたよ。なんだってあの2人をネタにするようなことしたんですか」
編集者が頭を抱える

62 :
編集者「そもそも戸利の名字、途中から都利になってるし。しっかりしてください」

63 :
「一見ミスだと思わせて途中から入れ替わってた、という叙述ミステリーは
だめ…でしょうか…それにあの2人をうまくパロったら2人のファンもこっちに流れるかと思って…」
苦しい言い訳だとわかってるが反論してみる

64 :
編集者「いい加減にして下さいよ!わけのわからない事ばかり言って!やる気は有るんですか?
あの二人をうまくパロったら二人のファンって、ファンなんて居るわけないでしょうが!
貴方の文章には深みや味が無いんですよ、アドラーやらクリスティーやら訳の分からない人物を出して、
意味の無い事をするのはやめて下さいよ!まずは読みやすい文章を書く様心がけて下さいよ…」
こてんぱんにやられた尻野は涙目になりながら家路につく

65 :
隣の家から漏れる明かりで水野の顔を思い出し、少し心が晴れる。

66 :
帰宅するとブログをチェックする。あの2人をモデルにしたキャラを出してブログが炎上してから1週間たつし、そろそろ落ち着いているだろう。

67 :
ブログチェックが終わった後は、ひたすらネットサーフィン。
気付いたら一日が終わり、一ヶ月が終わり、あっという間に一年が過ぎて行く。

68 :
「新年度の始まりか…今年度こそいい作品書いて、それに水野さんとお近づきになりたいな…」
そう思いながらお隣の部屋の灯りを眺める尻野。

69 :
出版社の新年会に出るかどうかの返信の締め切りが今日であることを
尻野はまだ忘れたままだ

70 :
出版社の新年会の事など忘れ横になっていたその時部屋のインターホンが鳴った。
「尻野さーん、水野ですがいらっしゃいますか?」

71 :
尻野 麗(38才、独身、作家、お隣の水野直人に恋をしている)
水野直人(尻野の隣に住む男、超絶イケメン・運動神経抜群・性格最高)

72 :
ただしその水野は水野直人ではなく、直人の母・直美だった。
直美「先日行った温泉旅行のお土産ですう〜。」
ちなみに直美は東大卒である。

73 :
「え、え、あ、ああ、ありがとうございますw」
盛大にどもりながら礼を言うが、毛玉だらけのジャージ姿であることに思い至り
気まずさと恥ずかしさからにやにや笑いが止まらない

74 :
「尻野さん、いつも直人がお世話になっております。あの子も今年で32歳、そろそろ結婚して欲しいのですけど
 仕事が好きみたいで恋人も作ろうとしないんですよ。
 名門・一番高校の数学教師なんだから恋人くらい幾らでも作れるはずなのにねぇ。」
「…水野さんが32歳…すごく若い…そして名門・一番高校の数学教師…?」
水野の情報を手に入れた嬉しさと同時に、自分とは住む世界が違うんだ…。
直美の前に尻野はただ呆然と立ち尽くす。

75 :
「そろそろお見合いでもさせたほうがいいのかしら?
でないとあの子いつまでも独身の気もするし」
小さくため息をつきながら直美はつぶやいた

76 :
私が立候補しますお母様! などとは言えないのが尻野だ。
「あ、あ、ででも、直人さんならいくらでも良いお相手見つかりましゅよドゥフ!」
尻野の豚っ鼻笑いに直美は眉を下げて微笑んだ。
「そう思いたいわ。やはりあの子には才色兼備な大和撫子…最高のお嬢さんをめとってほしいものね、ほほ

77 :
「私ね、尻野さんが直人のお隣で良かったなって思ってるんですよ。信頼出来る方ですし、感じもいいですし。
そう言えば直人ったら優秀な教師との事で、教育委員会から表彰されましたのよ。
尻野さんはお仕事何されていらっしゃるのかしら?」
直美は笑顔で尻野に問いかけた。

78 :
「はいっ??え、え、っと出版関係の仕事を…」
嘘ではない。迷走に迷走を重ねファンどころかアンチを増やしある意味で有名人になってしまったが。

79 :
「あら、立派なお仕事されていらっしゃるのですね。ご結婚されていらっしゃるのかしら?」
焦る麗に追い打ちをかける直美、悪気が有るようには見えないが麗には辛い質問だ。

80 :
「あっ……のっ、えー、あ! 父に決められた許嫁がいた気がしますねまだ会ったこと無いんですけどゥフホ!」
完全に昨日読み返したらんま1/2のせいである。

81 :
「まぁ、素敵な方がいらっしゃるのですね。ではそろそろ戻りますね。
今晩はコロッケですの。一人暮らしの直人の為に作りにきたんですよ。
もし宜しければ尻野さんも如何です?すぐ隣ですし。」
どうやら直人は尻野の隣で一人暮らし、今日は母で有る直美が夕食作りに来ていたようだ。
急に夕食に誘われ戸惑う尻野。

82 :
えっ直人さんとコロッケを!? そんな、興奮しちゃうナリよ……!
「えっえっ、いいんですかそんな、悪いですしでも、あのその、はい、お願いします!」
「ほほほ、では三十分後くらいでどうかしら、直人ももう駅に着いたらしいし。ではまたのちほどね」
直美が扉を締めた瞬間、尻野は自分が徹夜明けのボサボサテカテカヌラヌラ女であることに気付く。

83 :
「と、とりあえずシャワー浴びてそれと、なんかいい服ないかな…?
確か前買ったやつがどこかにあったはず」
あたふたと準備にかかる
やはり化粧もしたほうがいいだろうか?

84 :
普段使わない高級シャンプーで髪を洗い、ボーナスで買った口紅をつける。
久々に高い洋服に袖を通し、準備完了。
憧れの直人と食事…緊張感を誤魔化しハイヒールを履く。
隣の直人の玄関先に着き、インターホンを鳴らす。
「ピンポーン」

85 :
「はい」
直人が玄関を開けてくれた。

86 :
まぶしかった。
直人はただただまぶしかった。
自分とあまりにも違う存在である彼に尻野は立ちくらみを起こし尻餅をついた。

87 :
「あ、お隣さんもう来た?」
部屋の奥から出てきた人物を見て尻野は絶句する
栗谷清次郎(>>61参照)だった
なぜ、こんなときにこんな場所で…

88 :
尻餅をついた気合い入りまくりファッションの尻野と同じく不自然なほどに気合い入りまくりファッションの栗谷の、様々な思惑を含む視線が交差する。

89 :
「…尻野先生では有りませんか。直人の友達なんですか?」
話を聞くと水野直人と栗谷清次郎は大学の同期、友達のようだ。

90 :
尻野 麗(38才、独身、作家、お隣の水野直人に恋をしている)
水野直人(32歳、尻野の隣に住む男、名門・一番高校の数学教師、一人暮らし、超絶イケメン・運動神経抜群・性格最高)
水野直美(直人の母、東京大学卒業、時々息子の部屋を訪ねてくる)
栗谷清次郎(作家、水野直人の大学の同期で友人、尻野と面識が有る)

91 :
「ぎゅ、偶然ですね栗谷先生……え、ええ、あの、直人さんのお母様から、夕食を一緒にと誘われまひてヒュヒュ」
(ひい、なんでよりによって栗谷先生が直人さんの友達なの!?)
「ああ、そうだったんですか……直美さんもお優しいなあ」
(なによこのブス、図々しいとか思わないわけ!? バブルみたいな妙ちきりんな格好してさ!)
尻野と栗谷の間に、見えない火花(主に栗谷から)が散る。

92 :
(どうしよう、栗谷先生をモデルにしたキャラ出しちゃったこと謝るべきかな
なんで厨二病のバイなんて設定にしたんだろう…でもなんて謝る?もしこのこと
知らなくて墓穴をほったら…でも結構騒ぎになったし知ってるだろうな、ああ、なんて言おう)

93 :
「Rっっっ!!!」思わずこう叫んでしまった。

94 :
硬直する栗谷、唖然とする直人、呆然とする尻野
3人は沈黙に包まれる

95 :
「し……っシネコン! 駅の北口の方に今度シネコンできるらしいですよ! ドゥフハ、噛んじゃいました!」
尻野は汗を滲ませながら無理やり笑った。

96 :
「シネコンといえば今度映画化される『パニッシャー!!!』の原作者ってセイなんですよ
知ってました?」
栗谷の背をたたきながら直人が笑う
栗谷の小説は潔いほど厨2要素がつまっているせいか中高生に人気の作品だ

97 :
知ってたもなにも同業者、いや、わざとではないが喧嘩を売るような真似をした相手だ
自分も作家であることを明かすべきか?しかし代表作に直人の友人をネタにしたキャラがいると知ったら…?

98 :
「まぁこんな所で立ち話もあれですし、尻野さんも入って下さい。」
考え込んでいた尻野に優しい言葉をかける直人、微笑む尻野を見てジェラシーの炎を燃やす栗谷。
この時、栗谷がゲイで直人に恋心を抱いている事を尻野は知らなかったのだ。

99 :
「わあ…綺麗…」
テレビでよく見る有名人の部屋公開特集の一室の様な、
高級そうだが嫌味の無いシンプルなインテリアで形成される洗練されたリビングだ
尻野が呆けた顔で部屋を眺めていると直人に異変が起き始めた
手がカタカタと震えだし、
眉間に皺を寄せ目を見開いている
「くっ!憑依か!!」
栗谷が直人に駆け寄った
「えっ!?な、何!?」
「尻野先生、俺のバッグの中にある黒い巾着を出してくれませんか!そこに除霊道具が入ってるので!」
「はっ!?は、はひっ」
尻野は一心不乱に栗谷のバッグから黒い巾着を取り出しそれを栗谷に手渡した
「オレ…アクリョウ…」
「今から結界をはるので決してリビングから出ないように」
「は、ははい」
栗谷は黒い巾着から塩を取り出すとリビングの四方の角にまいた
「では、除霊を始める。オバケナンテナイサオバケナンテウソサネボケタヒトガミマチガエタノサ」
「オヤメ…ナサイ…」
「ダケドチョットダケドチョットボークダッテコワイナ!!」
「ウウ…」
「オバケナンテナイサオバケナンテウソサ!!!!!」
「ウ"ア"ーッ!!」
雄叫びをあげて直人が床に倒れた
栗谷は直人を抱えソファに寝かせて毛布をかけたあと、
黒い巾着から直人除霊用と刺繍がしてあるハンカチーフを取り出し
まるで宝石に触れるかの様に繊細な手つきで直人の汗を拭った
一連の事態を見て、直人と栗谷の絆の深さを感じ取った尻野の胸がズキンと痛む音を立てた

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