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★戦場にかける橋★


1 :2005/06/07 〜 最終レス :2013/10/17
マターリと語りましょう
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=12902

2 :
2でつ

3 :
アレック・ギネスはこの頃まだ、40代前半くらいだったんですな。
たしか。


4 :
イギリスの右翼が作った人種差別映画

5 :
この映画ってたけしのアップで終わる映画?

6 :
>>5
それは「戦場のメリークリスマス」だ。

7 :
早川雪洲、大川平八郎(ヘンリー大川)、勝本圭一郎、だけ日本人!
他の日本軍人は、中国人かマレー人あたりか?

8 :
原作と映画とでは、作者の意図がだいぶ違うように感じますた。
映画ではあのように、日英の軍人精神を讃えています。
特に、不屈のジョンブル魂を高らかに謳いあげていますな。
でも、原作は、フランス人が書いたせいか・・・
日英双方をおちょくっています。
軍人精神を謳いあげているふりをして、実は皮肉っているし。

9 :
戦場にかける橋>>>>アラビアのロレンス>>>>>>越えられない壁>>>>>>>
>>>>>>>>>>パールハーバー

10 :
戦場にかける橋>>>>アラビアのロレンス>>>>トラ・トラ・トラ>>
>>>越えられない壁>>>>>>>>>>>>>>>>>パールハーバー

11 :
>>10
「越えられない壁」って映画実際にありそうだな。(w
その序列の中では、「遠すぎた橋」「ミッドウェイ」はどのあたりかな?

12 :
>>11
遠すぎた橋も、いい映画だよね。

13 :
>>11
ミッドウェイは越えられない壁とパールハーバの間(限りなくパールハーバに近い)

14 :
初めて観たのが小学生のときでテレビだった。
当時はもともと戦争映画は好きじゃなかったが、引き込まれるように夢中で見入った。
しかしラストでアレック・ギネスがフラフラと倒れて起爆装置のレバーを押してしまうところは
ドリフのコントのように見えて死ぬほど笑った。
今でも好きな映画の一つではあるが、あのシーンだけは「なんだかな…」と思う事はある。

15 :
早川雪洲、70歳過ぎてたけど撮影のためあのジャングルに行くことに
なってほんと大変だったって、残された奥さんが言ってたね。
スリランカ(旧セイロン)で撮ったんだっけ。
20年ほど前の「なるほど!ザ・ワールド」であの橋のロケ地から問題出してたね。

16 :
雪舟は「橋を造って、壊す映画らしい」って出演に乗り気じゃなかった
らしいが、台本読んだ奥さんに絶対出なきゃダメって説得されて
出演きめたらしい。

そんで、アカデミー助演男優賞賞ノミネート

17 :
オーイオチャ

18 :
これこないだ笑ってこらえてでやってたので初めて知ったんだけど
この映画の音楽が鉄腕ダッシュで流れてなかった?

19 :
DVD買おうとしたらノーマルと復刻版ってのがあった。
復刻版は高い。どう違うのさ?中身は同じなんだろ?

20 :
もう、繰り返し10回以上見たけどやっぱりいい映画だ。リメイクは無理だろうけど
今つくっちゃうと色々複線が入り駄作になるだろね。

21 :
C56が出てこなかったのが残念

22 :
>>17
伝言していくやつねw
誰か一人に命令して持ってこさせりゃいいのにと思った。
日本軍の融通のきかなさを皮肉ってんのかな。

23 :
その場面もだけど、日本軍役の人たちの発音ってちょっと違和感があるんだよな。
英語の発音に慣れてしまったからなのかな。

24 :
オビワン若いね〜。

25 :

晩年の「セッシュー」さん、近所をヨタヨタと散歩している姿を見て
 いたから、戦前の伝説的俳優だったなんて想像もしなかったね。
  大体、「戦場に」の日本軍大佐とも似ても似つかなかったしね。
  「老ゆれば、駿馬も駑馬(どば)」という諺を思い出させてくれた。
  藤原義江も同じだ。帝国ホテルの中を「徘徊」している姿を見て、
 若き日に胸躍らせたという母が、がっかりしていたな。見たくないも
 のを見てしまったというやつだな。

26 :
25さん、そういうことを言ってはいかんよ・・・。
藤原ダンナについては、『声が出る夢を見るんだ…』というハナシ、涙なしには
聞けなかったけどね。
セッシュー・ハヤカワを超える国際スターは、現れないでしょうね。


27 :
今月NHK-BS2でやるよね

28 :
日本兵がまともに描かれてるハリウッドの戦争映画、誰か撮らないかな。
「戦場にかける橋」並で。

29 :
この映画でイギリス兵の皆さんが吹いてる口笛の曲、なんて名前か知ってる方いませんか?
なんか大脱走のテーマにメロディが似てるような気がするんですが。

30 :
>>29
クワイ川マーチ

31 :
>>29
ボギー大佐

32 :
あるスーパーでは、営業中にその月の売上げ目標を達成すると、「クワイ河マーチ」を流して従業員に
知らせる、ということを聞いたことがある。また、雨が降り出すと「雨に濡れても」を流して、店内の
客に知らせるそうだ。

33 :
面白いみせだな
万引きが出現したら、ルパン3世はどうだ。

34 :
>>14
以前、この映画を名画座で観ていた時、
そのシーンで後ろの席にいた若い女性二人が笑ったので、
ムカっとしたことを覚えているが。
まあしかし、
白目をむいて爆破スイッチに倒れ込むアレック・ギネスを見て笑う気持ちは
わからぬでもない。

35 :
アレック・ギネスがダイナマイトの導線を発見した時に、さっさと切れば良いのにと思った。
そうすれば爆破は阻止出来たのに・・・。

36 :
>>34
観客がどうとでも取れるように、
ああいう倒れこんで起爆という方式にしたんでしょうか。
なんとなくですが、迫撃砲も喰わず生きたままなら、
アレック・ギネスは爆破することができないで
列車が通り過ぎてしまう絵も浮かぶのですが。

37 :
昔ブラスバンドでトランペットしていたから忘れられないのだけど、
この映画で有名になったテーマ曲「クワイ川マーチ」(ボギー大佐)は
ヒッチコックの「バルカン超特急」でも口笛で使われているね。
調べてみたら1930年代の作曲でこの映画よりずいぶん古い曲のようだ。

38 :
ageてしまった。すんまそ。

39 :
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20051028/spe2.htm

40 :
行進している兵士たちのボロボロの靴と足のアップのシーンは
本当に一度観たら忘れないと思う。名シーン。

41 :
リーブス大尉役のピーター・ウィリアムズは、邦画によく出てくる人とは単に
同姓同名だけで、別人みたいだな。顔も何と無く似てるんだが・・・・・

42 :
セッシュウ・ハヤワカ、最初はすごい日本語なまりの英語だったのに、
徐々に終わりに近づくにつれ、アクセントが減って、
上手になっている。この上達を見て、年齢に関係なく、
努力すれば語学もどうにかなると思った。
やっぱり英語力が問題になったみたいで、
リーンにすごく鍛えられたらしい。

43 :
ベットで号泣するシーンは、リーンに罵倒されて本当に泣いた
らしいね。

44 :
未だにどうしてこの映画が日本でうけるのかよくわからない。
主人公も、考え方もイギリス映画だ。
日本人はただイギリス士官の有能さをきわだせる対比物として出てくる
それも史実とは違うのでなんとも言いようがない。

45 :
早川雪州が出てるからだろ

46 :
些細な事かもしれないけど、テレビ放送で観て気に入り後日名画座で掛かってた時
(リバイバルだったかな?)また観にいったのだが、クライマックスでアレック・
ギネスがウイリァム・ホールデンに出くわしたシーンで、ギネスのセリフが
テレビ吹き替えだと「君か?」で字幕だと「お前か?」になってた点。
原語だと単に「You?」なんだけど、やっぱりギネスみたいな紳士タイプの
将校は「君か?」の方が合ってた気がした。

47 :
イギリスの有能さを称えているとはとても思えなかった。
むしろ監督は、イギリスの融通の効かなさを強調してるような。
「インドへの道」でもそうだったけど、
ここぞというシーンで、イギリス国家を流し、皮肉っている。
軍医の視点で、どちらが優秀というのではなく、戦争における
イギリスと日本軍に共通の滑稽さを、愚かしさを、
悲しさを描いているのでは。
それにむしろホールデンのアメリカ的な生き方のほうが
イギリスと日本の堅くなさに対してよく描かれていたような。

48 :
アラビアのロレンス同様、戦争の狂気でしょ
アレック・ギネスが懲罰房に入ったあとで待遇改善を受け入れられるや
作業に虚栄心を満足させる喜びにハマり、自身を見失ってしまい逸脱していく戦争の狂気を描いてるじゃん
イギリス人も戦争では狂気に走ったのかと知ることで、
作品の意図がむしろ日本軍の批判より自国の軍隊組織や戦争への批判たりえてるとこに
日本人は安堵、驚愕するんだ

49 :
雪州の日本人斉藤大佐が内面を言葉などによってあまり率直には表さない分
アレック・ギネスの抵抗によって落ちていたイギリス軍捕虜の士気が、彼が懲罰房を出た後に上がったときに
斉藤が己の非力に悔し泣きするシーンがイイ!
斉藤がいとおしくなる
人間的だからだ
あれがあるとないとでもかなり違ってたろう
リーンは斉藤の描き方にも心血注いでたな
こんな辺境のしかも捕虜収容所なんぞで、という不満、人生の苦みを噛みしめてる感じも何とも言えない
俺はリーンは親日派だったんじゃないかとさえ思うくらいだよ

50 :
岸恵子を本当に使いたかったみたいだし、
リーンは人種的偏見なんて本当にない監督だと思う。
オマー・シャリフにしても、アラブ人の族長の役しか
来なくならないよう、ジバゴでロシア人を演じさせているし。
役者たちが人種を超えて演じているのでこの人の映画はそういう意味でも
面白い。
最強はやはりギネスのロシア人コミュニストとインド人哲学者かな。

51 :
ギネスはとにかく無形世界遺産でしょ
ロシア人コミュニストにも酔わされたけどリーンの
『大いなる遺産』(46)の主人公の友人、あの若さに輝く美青年や『オリバー・ツイスト』(48?)の乞食のボスの老け役、
リーンじゃないけど『マダムと泥棒』(55)などからの百変化(と敢えて言いたい)
と並べて思い出すと絢爛たる役者道に魅せられてくらくらするね
俺はロレンスのファイサル王子も好きなんだけど
自分は英国で英語を仕込んだんですよと言わんばかりの英国訛りをやってるのがおもしろい

52 :
戦場にかける橋に人種的偏見があるか否かて、面白いテーマかもしれない
見直してみよう。
参考ビデオは「サハラ戦車隊」で、あそこではアメリカ、イギリス、フランス、
イタリア、ドイツ人がそれぞれアメリカの思惑で描きわけられている。

53 :
>>51
『大いなる遺産』を観た時、エンドロールが出るまであの青年が
ギネスとはわからず、びっくりした記憶がある。
それから2年後の『オリヴァー・ツイスト』では
ギトギトメイクのフェイギン役をやるんだからねえ。
いやあ、達者なものです。
>>52
あの映画に、というか監督のD・リーンに人種的な偏見はないと思う。
あるのは文化的な誤解じゃないかな。
いかに最前線ではないとはいえ、
斎藤大佐がのんびりと和服姿で正座して筆を持ったり、
床の間を作って花を飾ったりする演出は、
欧米人によくある「Far East」への神秘的な関心(憧れ)と誤解のゆえだろう。

54 :
あの映画の斉藤大佐はちゃんと作られてたんだと思うよ
誤解ってゆうか、ムリがあったとはいえ、
キャラが好意的に作られてる気がしてならないんだけどなぁ
和服で憩う人にされてるのはあの軍服を着替えると粋人、おしゃれな人みたいなものになってる、
あるいはなろうとしながら、
故国の文化を持ち込んで体現しようという精神を表してるのだろう
それに…たしか「わしは美術を学んだ」とか言ってなかった?

55 :
人種的偏見ではなく、「文化的誤解」とは上手く表現したものですね。
表現の仕方がズレてはいるけど、床の間の花や畳に、斉藤大佐の、戦場でも
日本的粋を守って行きたいというニコルソンと同じ、文化的で、そしてまた
偏執狂的なものを暗示させたのだと思う。
そのような日本的美術空間の中に、アメリカ現代文化を体現したピンナッピガールのカレンダーが
入り込んでいるところに、リーンの皮肉な演出がうかがえる。
斉藤大佐は、昔の日本的なものを体現した人物というよりも、
英国留学をし、アートに興味があり、スコッチを飲み、アメリカのカレンダーも飾る、
現代的な日本人像に近いかも。
そういう意味でもこの映画は古臭くなくて面白い。

56 :
そうですねえ〜
言われてみれば…ピンナップガールのカレンダーあったなぁ
なるほど
アメリカ兵の兵舎といえばああいう写真が雑誌から切り取られて壁に貼ってあるのを戦争映画でよく見るけど
その種のどんなものよりも極めつけの演出ですね
やっぱり斎藤大佐の描き方は深いと思う
『ナバロンの要塞』は完全に娯楽モノだからしかたないけど、「ドイツ軍将校にも情けはあるぞぉ」
なんてその将校本人に言わせてる(出番はほんの少しの脇だからムリもないんだけど)のに比べたら全く掘り下げた扱い
というか 質が違う

57 :
カレンダーをアメリカのピンナップガールにしたという
演出は非常に重要。
あのカレンダーに沿って、橋の建設が行われているのだから。
建設計画をしているときには、必ずあのカレンダーがアップになっている。
この映画は、優秀なのは日本か英国か、日本に友好的に描かれているか、
史実に沿っているか否かというような単純な地平にない。

58 :
その通りだね〜
それがいちばん正当な評価だ
はげしく同意
物語の内容において、橋架けをイギリス軍捕虜が速くうまくやったけど
それを自慢してるようなケチな映画じゃない
自分としてはリーンが日本人の斎藤もよく描きこんでるんで 日本人のことも知ってるか
かなり研究したにちがいないって印象から
親日派かとさえ思えるくらいだって言ったけど
そんなレベルすら越えてる

59 :
製作者のサム・スピーゲルはこの映画の監督がなかなか決まらずに困っていた。
依頼したジョン・フォード、ハワード・ホークス、ウィリアム・ワイラーのす
べてから断られたからだ。
困り果てたスピーゲルは自らのプロデュース作品である『アフリカの女王』に
出演したことのあるキャサリン・ヘップバーンに「これを監督できるのは誰だ
ろう」と相談した。ヘップバーンは即座に答えた、「デヴィッド・リーンを獲
得すべき。彼はいまの映画界で最高の監督よ!」。『旅情』でリーンの才能の
確かさを実感していた大女優はスピーゲルにリーンを推薦すると、マンハッタ
ンの自宅に初対面となる2人を招き、ディナーをセッティングした。こうして
『戦場にかける橋』『アラビアのロレンス』を生み出した名コンビが誕生した
のだった。
ちなみに『アラビアのロレンス』のロレンス役にピーター・オトゥールを推薦
したのもキャサリン・ヘップバーンだった。

60 :
マジ?!
思わず頭の中に『サマータイム♪』が流れた…
しかもオトゥールも紹介したのだったとは……
映画ではロレンスより4、5年あとの『冬のライオン』で共演してるよね
キャサリンが2つめのオスカー取った…

61 :
>58
>それを自慢してるようなケチな映画じゃない
なぜ自慢でないと言えるのでしょう?
映画では橋をかけるのにイギリス軍は日本軍より明らかに優秀であると描写
されている。映画自体の中にはそれを皮肉る要素はないと思う。
自慢じゃないと感じるのは、あなたが日本人だからだろう。
映画は戦争反対を唱えるものだという観念に支配された日本人は、あの橋の
建設に意義を見出せない、だからその橋を一生懸命作るイギリス人がバカに
見える。
しかしイギリス人観客は困難な状況でも規律を失わないイギリス軍の優秀さに
素直に拍手すると思う。それはWW2は正しい戦争であり、人々は勝つために努
力することが当たり前だからだし映画もそう描くからだ。
あの映画で日本人を好意的に描いたという感想は、結果的にイギリス人にバカ
にされているのにニコニコ笑っているようなものだ。
彼らは自分達の論理で映画を作りそれが受け入れられたと感じるからそれ以上
追求しないだろうが、日本人からみてそういった感じ方は勝手な自画自賛でし
かない。
それはイギリス人から見れば日本人もイギリス人の優秀さと戦争における
正しさを認めたと受け取れらるに違いない。
この映画が日本で受けがいいのはこういった勘違いの為ではないかと推測される。

62 :
>55
>日本的粋を守って行きたいという文化的で、そしてまた 偏執狂的なものを
暗示させたのだと思う。
監督が日本をよく理解した上であえて演出的意図により過剰な表現を行った
という意見も、勝手な自画自賛的、手前味噌な勘違いだろう。
D.リーンが日本を本当に理解し正しく描きたいと考えたならばあのように
表現しないだろう。
答えは簡単で、欧米人が知っている表現方法で日本らしさを表したかった
からに過ぎないだろう。つまり日本への敬意などは少しもないフジヤマゲイ
シャと同じレベルである。
こういった感じ方も戦争映画では日本兵は悪く描かれねばならぬという日本人
のもつ先入観のためと思われる。
あの映画はイギリス人の為に作られたのであることを第一に考えるべきである。

63 :
ニコルソンが病棟から傷病兵を口車に乗せて引っ張ってくシーンをお忘れか?
あれを健全な行為と解釈できるのは日本も外国もない
アナグロもよいところ
捕虜ならばサボタージュをするのが本当なのにその本文を忘れ去ってあの日本軍に可能なレベルのものを提供する愚挙…
そのことに最後に気づいて彼は
「私は…何を…」と呟き
起爆装置のところ目指してフラフラ行く
鑑賞眼が足りなくはないかね?
しかも古くさい道徳観念のみに縛られていて人権思想は欠如してるようだね

64 :
訂正
あれを健全な行為と解釈できるのは日本も外国もない 、アナグロもよいところ
捕虜ならばサボタージュをするのが本当なのにその本文を忘れ去ってあの日本軍に不可能なレベルのものを提供する愚挙…

65 :
このような見方しか出来ない人は、題材の裏に隠されたもの、
比喩とか暗示とか、そういった繊細なものを見分けることができないのだ
ろうなと思う。
題材(戦争における英国軍と日本軍)から直接、
(どちらが優秀か)という内容しか引き出せないという。
ごめんなさい、こういうこと言いたくありませんが、
中年の男性の方に多い傾向で、タッチが荒いというか、
細かな手触りを感じることができない。
そして自分が属する
国家が思考の枠組みを形成している。
もしこの映画が英国の優秀さを称えているとして、
それがどう自分のプライドを傷つけているのか考えてみたらいい。
この映画はあなたが優秀ではないと言っていないにも
関わらず、日本人としての自分のプライドが揺らぐのですか?
日本人としてのあなたが傷ついたとしても
日本という国家はそんなこと知ったことじゃありません。
誰が橋を建設しようと、橋さえ出来たら、どうでもいいことと同じです。


66 :
>>65
恐縮だが、もう少しこなれた、わかりやすい日本語で書き込んでもらいたい。

67 :
いや、65の言いたいことは十分伝わってるけど?
おっさんの頭の中がカチカチに堅すぎて過ぎて理解できんのだろ。
もっと肩の力を抜いて生きてみろ。違う世界が見えるよ。

68 :
>>65
たのむ、日本語で書いてくれ。頭悪いんで。

69 :
>>63
>鑑賞眼が足りなくはないかね?
63が映画から何を読み取ったか書かれていないので観賞眼の有無も議論しよ
うがないが、古臭い道徳観念に縛られているのは63だろう。
イギリス人の目から見て、イギリスが戦った戦争自体を否定する要素はない。
イギリス将校は一生懸命橋を作るが、それは自らの有能さの証明であり、最後
には橋は爆破されるので観客は日本への協力を見せ付けられずにすむ。
つまり誰によってかは置くとしても日本軍はきちんと懲らしめられる。
日本との関係では日本兵は思慮の足りない子供のようで、正邪を云々できる
レベルではなく、イギリスの観客には正義は明らかに自分にあるだろう。
この映画の戦争への態度はせいぜい懐疑的といったレベルで、それは多くの
日本人にとっては常識であり評価できるものではないと思う。

70 :
>>65
>比喩とか暗示とか、そういった繊細なものを見分けることができない
この女性?も自分の読み取ったものを書いてないので具体的に議論できないが
先取りする形で書こう
・65はおそらくこの映画を愛国主義者が日本への批判としてしか受容しない
ことへの不満だが、私の主張は
1イギリスの観客を想定しただろう監督は何を描いたか?
2その上で、戦争映画で敵味方を公平に描くとはどういうレベルを言うのか?
3そういった事を知った上で日本人としてはどう見るのが適当か?
という事だ。
自分の感じ方が否定されただけで逆上しては何も始まらないし、
むしろこの映画では日本人の大多数が勘違いし、65はその大多数の一員なの
だから。
まあ頑張ってみなされや。

71 :
日本人としてはどう見るのが適当か、ね…
そこまで明確な自覚を持って観ることは一般的には難しいだろうな
ただ、イギリスにとって正当な戦争だとか正当な勝利などは描かれていないと思う
たしかに一般的なイギリス人がどう観たかを考えると、日本人よりは気楽に観れたかも知れないが
戦争を批判するメッセージは伝わったと思うよ
戦争はバカげており、戦争は狂気に駆り立てる可能性を大いに持ってる、
それはイギリス人にとっても例外ではないのだ、
というのが作り手の言わんとするところだというのは明らかだし
問題はより細かいところだよ

72 :
イギリスが戦った戦争を否定する要素はあるさ
戦争なんかにいきゃ狂気に絡めとられて敵と同化してしまい、
何のための争いなのか意味を失う愚かな行為なんだと言ってると思う

73 :
正直、この映画を最初に観たときの自分の感覚は
日本軍=愚劣な悪という域を出なかったために
斎藤には距離を置いた見方だった
でも何度も観た。
何度も観るうちにふと
細かいところにも目が開いたようだった…
そして、斎藤にも細かく注意を払うようになった…
すると、斎藤がそれまでとは違ったように見えてきたんだ
斎藤に関しては以前述べた。
いとおしくさえ思えるとカキしたのは俺だ

74 :
65です。確かにぎこちない日本語で読み辛かったと思います。
その点はどうもすみませんでした。
先日、中年の男性の方と話していてこの映画の話題になった途端、
作品の出来云々ではなく、「日本軍はあそこまで酷いことはしていない。
嘘の映画だ」と開口一番に言われたこともあって、
ついセクハラ的なことを書いてしまいました。
でも男性の多くが、西洋コンプレックスがあるのか分かりませんが、
何に関してもまず日本という国家を引き合いに出す気がします。
「日本人としてこの映画をどうみるか」という発言もその一端です。
「日本人として」ということに縛られすぎていると、
複雑なものを見落としたりすることもあり、もったいないなァと思うのです。
国家を枠に物事を考える方は、自分が「日本人」でなく、「英国人」だった場合も、
やはり同じような発言をするのだと思います。なぜならその人にとって
関心があるのは、自分のアイデンティティを守ってくれるようにみえる「国家」
であって、それが実際に日本でもアメリカでも英国でも構わないだろうから。
まずこれは映画という芸術作品であるという第一前提を忘れてないでしょうか。
上でアメリカのピンアップガールのカレンダーについて書き込みましたが、
そういう巧みな演出によって映画という作品は出来上がっているのです。史実だけでは
ありません。

75 :
>>74


76 :
また第一の観客としてイギリス人を想定したというのも
どうでしょうか。もっと複雑な力学が働いている気がします。
ハリウッドの力も強かったでしょうし。
第一、製作者はイギリス人ではなく、ユダヤ系ポーランド人の
シュピーゲルです。シュピーゲルはアメリカを拠点としていたと
はずですが。もしかして国籍はイギリスなのですか?

77 :
しつこく65ですが、「日本人」、「英国人」という
国籍による分類は単純すぎるのだと思います。
同じ英国人でも労働者階級がこの映画を観たらまた違った反応を
するのかもしれません。
斉藤大佐は、アート好きの英国留学経験者ですし、
むしろニコルソンに似ている部分を持っています。
またジャック・ホーキンス演じる役柄も、戦争前はオックスフォードかケンブリッジかで
アジアの言語を教えるインテリという設定です。
国籍や、橋建設を巡る立場は違えどもこの3人の階級は同じです。
ジェネレーション、階級、性別など、色々なものが働いていて
「日本人として」この映画をどう観るかといっても、
色々な意見が出てくるのは必須です。


78 :
  _      -―-    _
      , ', -、ヽ'´       `'´, -、ヽ
      ! {  /             ゙   } i
        ヽ`ー,'   ●  _  ●  ゙ー'ノ   
         ` !     , '´ ▼ ヽ   l"     
         / `ヽ   i   人   i   ノ ヽ
        ヽ./  `==ァ'⌒ヽ==' ヽ/ クマクマ!!!
          ヽ,     {(^)   }    〈
          !     ヽ!l__,ノ     ゙
            l                i


79 :
しかしきみは時々わからんことを言う男だな
よろしい、好きにしたまえ

80 :
>>79
激藁)

81 :
>>80
冗談でも言わなきゃやってられん
『ナバロンの要塞』のデービッド・ニーブン

82 :
よく、製作者の意図をこえて、作品が批評されるって
いう意見があるけど、このスレは典型だな・・
もっとみたままをとらえればいいじゃん

83 :
そりゃ製作者の意図を越えることもあるだろうな
逆にそれもありだろ?
たとえばヒチコックの『サイコ』が現れればあそこまで凄惨な殺人を見せてよいものかと疑問視する者もいただろう
評価が分かれるのはその作品が備えてる意味が豊かだからではないのか
見たままの感想ってのも結構だけど
考えさせられるものがあればその意味を追究するのもよかろうさ


84 :
製作者の意図ってことで言えば
傷病兵をニコルスンが引っ張ってくシーンをよく観てほしいな
痛々しさを演出してる上に(それも当たり前のこととして見過ごされがちだが)作業場へ向かってくその疲弊した痛々しいやせ細った一団を、
カメラは果たして勇ましく映してるだろうか?または応援したくなるように映してるだろうか…
むしろ皮肉な視線でとらえてると思う…
これが戦える一団だろうか?これが作業場でバリバリ働ける一団だろうか?そこに被るクワイ川マーチは滑稽なアレンジになって空々しく響く


85 :
意気揚々としたニコルスン率いるその哀れな負傷兵の一団を後方で見てる斎藤も映されるけど
ここから感じるのは
単に人を動かす知恵の違いだけじゃないな
まんまと負傷兵を口車に乗せたニコルスンはとんでもないペテン師とさほど変わらないのではないのか
というような疑問符の演出すら感じるね
以降、あの明るく楽しげなマーチはまるで倒錯した感覚を伝えるかのような演出で使われていて、ゆえに印象的だよ


86 :
アンタの解説はつまらん。
評論家には向いてないね。。

87 :
評論家のつもりはないけどね
思うことをことばにしてみたかっただけ
評論じゃなくてもイイっしょ

88 :
>>74
こんばんわ。
>これは映画という芸術作品であるという第一前提を忘れてないでしょうか
もちろん映画という形式の上での話をしております。映画では常に事実か創
作かという事が議論の的になりますが、私の主張は明確に意識的に芸術的解
釈にのった上でのものです。
イギリス人が主体的に橋を作った事実はないので、この映画の物語は明らか
に史実とは違う創作で、その創作が何をしているかと言えばイギリス人の優
秀さとその結果の空しさでしょう。
史実を知っていれば創作のあざとさが目立つし、知らなくても判る位明確に
イギリス人の優秀さが描かれていますね。
そして戦争映画では、観客の国籍は大変重要でむしろより注意を払うべきも
のではないですか?私の主張は、むしろ日本人が自らの価値観しか省みず、
国際的には通用しない勝手な評価を下していることを指摘している。
明らかな例として、この映画では労働者としてはまったく登場しないビルマ
人などが見たらどう思うか?
・・・あれは支配者の嘘だ!どこが芸術なんだと言うだろう。
勝手に侵入し使役して殺した日本兵への怒りや、アメリカ人へかしずく女と
してか現地人を登場させない欧米人への怒りしか浮かばないのに違いない。
この映画を見て反戦的・芸術的でよろしいと言って共感が得られるほど世界
の人々は同じ価値観を共有しているとは思えずそちらの方が大事だと思う。

89 :
>>76
>第一の観客としてイギリス人を想定したというのもどうでしょうか
観客としてイギリス人ないしは欧米人を想定し、日本人は基本的には考えて
いないことはたしかでしょう。
なぜならイギリスが勝つ話だから。
日本人向けに作るなら、もっと日本兵に花を持たせた形にするでしょう。
戦争映画とは不思議なもので、局地戦では勝敗はいろいろあっても、映画の
最後は必ずその戦争全体の勝利者が勝ったような印象の映画を作りたがる。
日本製の戦争映画では最後は日本は負けるし、アメリカ製の戦争映画では必
ずアメリカが勝つ。
この映画では、捕虜というイギリスが負け続けた状態の話でありながら、最後
は見事橋を爆破する。
そうしないと、観客が満足しないからというのが簡単な回答であり、
それはイギリス人というのが素直な回答でしょう。

90 :
>>63
今気がついたが63が一杯書いてるのね、決着をつけたいようなので、
>ニコルソンが病棟から傷病兵を口車に乗せて引っ張ってくシーンをお忘れか?
>あれを健全な行為と解釈できるのは日本も外国もない
このシーンでは、ニコルソンが傷病兵でも実は働ける健康者もいるだろうとやってきて、
軍医に状況を聞いて本当に病気なんだと言い、その上で完全でなくても軽作業ならできる
やってくれないか?と1人目に尋ね、その男は軍医の方をちらと見た上でやります、と答える。
同様に他の病人も指名されたわけでもないのに、自ら立ってニコルソンの後をついていく。
この描写は傷病兵がニコルソンの求めに応じて、自由意志で作業に参加したと描写してい
ると解釈するのが適当だろう。
従って橋を建設する事の意味はさておいて行為そのものは健全に思われる。
橋を建設する行為が皮肉に満ちたものであることに異論はない。

91 :
>>63
63はこの映画の皮肉にほれ込んでいるようだが、現地人の助けを借
りなければ何もできないイギリス人への皮肉という点では如何か?
以前この映画は人種差別だという投稿があったが、日本人の表現は抑
えられていて人種差別というレベルではないと思う。しかし現地人へ
はどうだろうか?
困難な爆破任務を支えるのはあどけない笑顔の女たちだ、これはイギ
リス人の無力さを皮肉っているのか?それとも人種差別なのか?
正直私には差別にしか思えない、それは例えば「007は二度死ぬ」
〔'67・英〕で、日本の女にかしずかれるジェームス・ボンドを見てい
るからだ。あれは皮肉ではないマジだ。
しかしアジアの女にはかしずかれて当たり前、と思っている欧米人な
ら皮肉と思うのかもしれない。
そしてビルマ人はけして皮肉とはとらんでしょう。

92 :
>>63です 決着をつけるとは思ってないんだ…でもそう見えた…皆さん申し訳ない。
さて>>90実に微妙な場面だが…ニコルソンの目つきは禿鷹の目。気圧された兵隊は軍医を見て助け船を求めたのだったが、
一方の軍医は軽い苦痛に耐えられるかを本人に聞くしかない…軍医の顔は険しい
>>91映画の視点が人種差別で濁ってたとは思えない
英日に翻弄されてた現地人は、同胞ニコルソンを砲撃したコマンド隊長に非難の視線を投げる純朴な存在…
巨大に発展した国家に帰属するが故の傲りに濁っていない視線が彼らに託されてる
以上が自分の解釈です

93 :
リーンはイギリスの植民地主義を批判しているのですよ。どうして
それが反対になるのか不思議でしようがありません。
芸術作品としても観ているというなら、この監督が撮った作品を
通史的に観てはいかがですか?
「アラビアのロレンス」もイギリス人ロレンスの残虐性を描いているではないですか。
「インドへの道」ではもっとこのテーマが掘り下げられ
植民地支配しているイギリス人の醜さをこれでもかと描いています。

94 :
何か理屈っぽいスレになったな。気分を変えて映画の話しようぜ。
クリプトン軍医役のジェームス・ドナルド、「大脱走」では捕虜隊長ラムゼー大佐
「キングラット」でも捕虜の軍医、「脱走山脈」では捕虜の神父と
捕虜収用所と縁がある。渋くていい役者だね。故人だけど。

95 :
映画より前に原作者が、収容所体験を原型にこれを書いて
その後、「猿の惑星」を書いてるような香具師だし、にごって当然wwwww

96 :
訂正 ×=捕虜収用所 ○=捕虜収容所

97 :
m9(^Д^)プギャーッ

98 :
>93
戦争映画ではその映画の戦争への態度、戦争に肯定的か否定的か、が常に問題になるがこれは意外と難しいのは聞いたことがあるのではないだろうか。同じように何が植民地支配への非難かも難しいのではないだろうか。
いわゆる政治的メッセージの明確な映画であれば、
1「悪い」イギリス人がアジア人を「こき使う」場面を描き、そのためにアジア人が「被害」をうけ、
最後には戦争の終了などで立場が逆転し、イギリス人がその「悪さ故に糾弾される」ような映画を作るだろう。
しかし一応の勝者であり支配者であった、イギリス人が作ったこの映画では、
2「悪くはない」イギリス人がアジア人を「単に使う」場面を描き、そのためおきるアジア人の「被害はなく」、最後に橋の攻撃で立場が逆転しうる場面になっても、「イギリス人は安閑としている」。これは上記の1と対比させれば意味は逆となる。
更に皮肉という表現について言えば、アジア人を使える状況ではないのに、映画が明らかに非常識を通用させて使う場面がでてきたりする場合に感じる訳だが、
そういった状況の描写はこの映画の中にないと思う。問題となるのは、攻撃隊がやたら女にもて、かつ攻撃を手伝わせる場面だろうが、007の例を引くとあれが欧米人には当たり前と推測される。
皮肉と見る要因は映画にはなく見る側にあるのではないか、観客の予備知識や視聴時の社会状況により、映画の意味が左右されるように思う。
2005年の日本ではこの映画自体からでは、イギリス人の植民地への横暴のようなものは読みとれないのが一般的受け取り方だと思う。

99 :
ただのホモ映画だよ
ロレンスといっしょ

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